頭痛の予防法 タイプ別予防法

監修:富士通クリニック / 東京クリニック 五十嵐 久佳 先生

頭痛を予防するために

予防法も、頭痛のタイプによって異なります。また、毎日の何気ない姿勢や動作が慢性的な頭痛の原因になることがありますので、日頃からの注意が必要です。

片頭痛

片頭痛は、ストレスがかかっているときにもフッと気を抜いたときにも起こります。また空腹時にも頭痛が起こりやすくなります。 緊張とリラックスの段差を高くしないよう、睡眠、食事などに気をつけて、規則的な生活を心掛けることが最良の予防法となります。

食事/食物

頭痛は空腹時に起こりやすいので、忙しくても食事はしっかりと取りましょう。

日本人の場合、食物での誘発はアルコールを除き外国人に比べ比較的少ないといわれています。チョコレートやチーズ、ハムやソーセージ、サラミなどで頭痛が起こると書かれている本もありますが 、初めからあれがいけない、これがいけない、と神経質になることはありません。まずは自分がどういうときに頭痛が起こるかを観察して、原因と思われる食物があれば、それを避けてみましょう。

アルコール

アルコールは血管拡張作用があるため、片頭痛の原因になります。
特に、赤ワインは他のアルコールにくらべて頭痛を引き起こしやすいと考えられています。そのときの体調にもよるので、自分にとっての適量を守りましょう。

寝過ぎ・寝不足

せっかくの休みだからと、寝過ぎると逆効果となることがあります。寝過ぎて頭痛が起こる場合は休みの日でも、できる限りいつもと同じ時間帯に起きてみましょう。昼寝をすると頭痛が起こる人もいますので注意しましょう。

外出での人混み

空腹、騒音、悪い空気、匂い、乾燥など、外出先のさまざまな要因によって片頭痛が引き起こされる可能性は高まります。できるだけ人混みは避けるように心掛けましょう。また、強い光も頭痛の誘因となりますので、外出時はサングラスを掛けたほうが良いでしょう。

入浴(熱いお風呂やサウナは、注意)

頭痛が起こりそうだと感じたらシャワーのほうが賢明です。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、ストレスが原因となることが多いので、身体的および精神的ストレスを取り除くことが大切です。

首や肩の筋肉を鍛える

首を支える筋肉だけでなく、腹筋や背筋の強化もポイントです。
ご自分で続けられる運動を始めてみましょう(水泳をしている人には肩こりが少ないといわれています)。

肩や首のこりをほぐす

  • 一日に数回(休憩時間など)、柔軟体操を行う、ストレッチ運動で筋肉をよく伸ばす
  • マッサージや指圧を行う

正しい姿勢

  • 正しい姿勢をとるよう心掛ける
  • 長時間同じ姿勢や前かがみ、うつむきなどの無理な姿勢を取らないように気をつけ、ときどきは姿勢や体勢を変える

入浴

筋肉をほぐし、筋肉の老廃物質を流すのに有効です。

枕の高さ

高すぎる枕は首に負担をかけます。自分に合った高さの枕に替えましょう。

メガネの度

メガネの度が合っていないために、頭痛が起こる場合があります。
視力検査を受け、メガネが合っているのかを調べましょう。

歯の噛み合わせ

噛み合わせが悪いと、どうしても体の片側に負担がかかります。
そのため、知らないうちに姿勢が左右どちらかに曲がっていくので、噛み合わせもチェックしてください。歯ぎしり・食いしばりの癖もよくありません。昼間に食いしばりのある人は、ガムを食べていると和らぎます。

精神的なストレス

仕事や家庭でのトラブル、対人関係などのストレスにより、神経や筋肉の緊張が高まります。
ゆっくりとお湯につかるなど、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。

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