Q 新型コロナワクチン接種後のワクチンによる発熱や痛みに対し、「バファリン」シリーズの解熱鎮痛薬を服用しても良いですか?
A 「バファリン」シリーズの解熱鎮痛薬を服用いただくことは可能です。
Q 新型コロナウイルス感染で自宅療養中の発熱や痛みに対し、「バファリン」シリーズを服用しても良いですか?
A 「バファリン」シリーズの解熱鎮痛薬を服用いただくことは可能です。
Q 新型コロナワクチン接種直前に、発熱や痛みで「バファリン」シリーズを服用しても良いですか?
A 接種をご希望で現在症状があるのでしたら、「バファリン」シリーズに関わらず解熱鎮痛薬を服用する前に医療機関にご相談することをお勧めいたします。なお、新型コロナウイルスワクチンを受けた後、症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては、現在のところ推奨されていません。
Q お子様の新型コロナワクチン接種後のワクチンによる発熱に対し、バファリンルナJまたは小児用バファリンCⅡまたは小児用バファリンチュアブルを服用しても良いですか?
A バファリンルナJは7才以上、小児用バファリンCⅡと小児用バファリンチュアブルは3才から14才まで服用可能な解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン製剤)です。これら以外のバファリンシリーズはお子様には服用いただけません。
ご不安な場合は都道府県の相談窓口や、かかりつけ医にご相談ください。
なお、ご使用に際しては使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って服用してください。
お子様が服用される場合は、保護者の指導監督のもと、服用させてください。
詳しくは各製品の製品情報ページをご確認ください。
バファリンプレミアムDX バファリンプレミアム バファリンA バファリンルナi バファリンルナJ 小児用バファリンCⅡ 小児用バファリンチュアブル
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監修:逗子メディスタイルクリニック 徳永 淳二 先生
歯痛の主な原因としては、むし歯(虫歯)や重度歯周病(歯槽膿漏)などがあります。ほかにも、親知らずの周囲の炎症(智歯周囲炎)、くいしばりや歯ぎしりによる歯の摩耗や損傷、噛み合わせの不正、歯の破折、また三叉(さんさ)神経痛や顎骨内の悪性腫瘍など、歯そのものや歯のまわりの組織の問題など、原因はさまざまです。
また、歯の痛みが広がると、頭痛、喉の痛みや口を開ける時の痛みなどを引き起こすことがあります。
歯の表面はエナメル質で、その内側が象牙質、その中に歯髄があります。エナメル質は髪の毛や爪と同様に痛みを感じません。象牙質は象牙細管という細い管が集まっていて、その中は体の組織液が入っており、歯髄と交流しています。この歯髄組織は神経や血管などで満たされており、歯根の先に出入口があって全身と繋がっています。
象牙質が刺激を受けたり、この神経が直接刺激を受けたり、歯髄に炎症が起きたりすると痛みを感じます。また、歯根を包む歯根膜という組織も痛みを感じます。歯根の周りが麻酔などで刺激を受けたり、炎症が起きたりすると歯髄と同じような痛みを感じることがあります。
歯の痛みは大きく分けて、「歯自体の痛み」と「歯のまわりの痛み」の2種類に分けられます。
歯のまわりの痛みとは、歯肉や歯根膜、骨など歯周組織に起こる歯周炎による痛みです。ここでは前者の「歯自体の痛み」のうち、代表的な『むし歯』『重度歯周病(歯槽膿漏)』『歯の破折』『親知らず』について紹介します。
むし歯は、歯の表面に付着したミュータンス菌などの細菌がつくるバイオフィルムが原因となる病気です。むし歯菌は、糖分を栄養にしてバイオフィルムを作り、酸を出して歯に穴を開けます。むし歯菌の量、歯の質、飲食の回数、唾液の量や質、磨き残しなど、さまざまな原因があります。
むし歯が進行し、歯髄に近くなると痛みやしみる症状が強くなってきます。歯髄に感染した場合は、強い痛みが続くことがあります。さらに進行すると、歯根の周囲に炎症を起こし、全身に感染が広がります。
歯周病は、歯と歯肉の間(歯周ポケット)から歯周病菌が入り込んで、炎症を起こして骨などの歯の周囲の組織を破壊してしまう病気です。原因となるのは、プラーク(歯垢)の中にいる細菌です。プラークはバイオフィルムとも呼ばれており、歯の周囲に強固に付着します。また細菌は同時に毒素も出し、歯を支えている骨を破壊するため、最後には歯が抜け落ちるという結果を引き起こします。タバコ、薬の副作用や全身の病気により、抵抗力が落ちて歯周病が引き起こされることもあります。
また、歯周病による炎症が続いていたり、細菌が歯肉から血液や呼吸器内に侵入したりすると、糖尿病、心筋梗塞、動脈硬化症、肺炎、早産、認知症などにも関係してきます。
何らかの原因で歯が折れたり欠けたり、ヒビが入ったりした場合、破折した部分が歯髄に達していると、それだけで激しく痛みます。歯の表面にヒビのような線ができていたり、その部分から歯が動いたりする場合は、歯が破折している可能性が高いでしょう。痛みがあるのに自分では状態を確認できない場合、根の部分が折れていることも考えられますが、レントゲン写真で調べないと分かりません。歯が折れる原因としては、外因性の衝撃のほか、歯ぎしりやくいしばりなどが挙げられます。
「親知らず」は、正式には智歯または第三大臼歯と呼ばれる歯で、生える時期は10代後半〜20代後半と個人差があり、人によっては生涯生えないこともあります。正常に生えれば問題ないのですが、斜めに生えたり、表面に向いて生えずに水平に埋まっていたり、磨けないほど奥の方に生えたりすることがあります。それが細菌などに感染すると、周囲に炎症を起こしたり、むし歯になったりして、歯の痛みや頭痛などのさまざまなトラブルの原因となります。
歯の痛みはできるだけ早く歯科医院で治療を受ける必要がありますが、それまでの間、少しでも痛みを和らげる方法をご紹介します。とはいえ、これは一時的な応急処置でしかなく、根本的な解決にはならないため、この方法で痛みが治まったとしても後日必ず歯科医院に行きましょう。