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子どもの頭痛の原因・対処法

監修:大阪府済生会中津病院 清益 功浩 先生

子どもの頭痛は、腹痛などと比べると少ないのですが、小さな子どもでも「頭が痛い」と言うことがあります。原因はさまざまなのできちんと調べる必要がありますが、「どんなふうに痛い? ズキズキ痛い? ズシンと痛い?」などと質問攻めにすると、子どもは混乱してしまうため、子どもから話すような形をとるなど聞き方に注意が必要です。

子どもの頭痛の原因

子どもの頭痛は、風邪などによる発熱にともなうものが多いため、まずは熱がないかどうか確かめてください。そのほかには、体調不良、鼻炎などの鼻づまり、目の病気、運動不足や肩こり、心配事や精神的なストレス、眼精疲労が原因の場合もあります。
痛みが頻繁にある場合や慢性化している場合、上記以外の病気や、両親どちらかの片頭痛の体質が子どもに遺伝していることもあります。風邪でもないのに、子どもが頻繁に頭痛を訴えるようなら、医療機関で原因を調べてもらいましょう。
保護者の方の中には、脳腫瘍を疑って慌てる方もいますが、何の前触れもなく吐くなどの症状がない限り、脳腫瘍の心配はほぼないといえます。

子どもの頭痛の対処法

鎮痛薬を飲んでぐっすり眠るとすっきりすることも多いので、つらそうなときは鎮痛薬を飲ませるのも一つの方法です。風邪による頭痛では吐き気をともなうことがありますが、その場合、吐かせてあげるとラクになることもあります。

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