Q 新型コロナワクチン接種後のワクチンによる発熱や痛みに対し、「バファリン」シリーズの解熱鎮痛薬を服用しても良いですか?
A 「バファリン」シリーズの解熱鎮痛薬を服用いただくことは可能です。
Q 新型コロナウイルス感染で自宅療養中の発熱や痛みに対し、「バファリン」シリーズを服用しても良いですか?
A 「バファリン」シリーズの解熱鎮痛薬を服用いただくことは可能です。
Q 新型コロナワクチン接種直前に、発熱や痛みで「バファリン」シリーズを服用しても良いですか?
A 接種をご希望で現在症状があるのでしたら、「バファリン」シリーズに関わらず解熱鎮痛薬を服用する前に医療機関にご相談することをお勧めいたします。なお、新型コロナウイルスワクチンを受けた後、症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては、現在のところ推奨されていません。
Q お子様の新型コロナワクチン接種後のワクチンによる発熱に対し、バファリンルナJまたは小児用バファリンCⅡまたは小児用バファリンチュアブルを服用しても良いですか?
A バファリンルナJは7才以上、小児用バファリンCⅡと小児用バファリンチュアブルは3才から14才まで服用可能な解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン製剤)です。これら以外のバファリンシリーズはお子様には服用いただけません。
ご不安な場合は都道府県の相談窓口や、かかりつけ医にご相談ください。
なお、ご使用に際しては使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って服用してください。
お子様が服用される場合は、保護者の指導監督のもと、服用させてください。
詳しくは各製品の製品情報ページをご確認ください。
バファリンプレミアムDX バファリンプレミアム バファリンA バファリンルナi バファリンルナJ 小児用バファリンCⅡ 小児用バファリンチュアブル
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監修:医療法人社団宏久会 泉岡医院 院長 泉岡 利於 先生
一般社団法人大阪府内科医会 副会長
私たち人間の体温は、脳の視床下部(自律神経の中枢)にある体温調節中枢の働きで、ほぼ一定の範囲(=平熱)に保たれています。標準となる温度が設定されていて、その温度と実際の体温とが常に一致するように産熱、放熱の命令を発しているのです。この平熱より高い温度になった状態を発熱といいます。
ウイルスや細菌が体内に侵入すると、体は免疫力をフルに使ってこれらを退治しようとしますが、その免疫力を高めるには平熱よりも高い温度(体温)が必要になります。そこで、普段は平熱を保つ働きをしている視床下部の温熱中枢が、温度設定を上げることで、免疫細胞が活性化する状況を作り出します。つまり、発熱は免疫力を高めるための生体防御反応なのです。これが発熱のメカニズムです。体温の変化によって、発熱は前兆期・上昇期・ピーク期・下降期に分けられます。
発熱した時、無理に体温を下げようとすると、免疫力の活性化をさまたげてしまい、健康な体の回復のためには逆効果になってしまいます。感染による発熱は、熱の出方を観察して、前兆期 ・ 上昇期 ・ ピーク期 ・ 下降期といった状況に合わせて適切に対処することが大切です。ただし、微熱が続く場合は、重大な疾患が隠れているおそれもあるので、注意が必要です。また、発熱以外の症状がある場合、早めに医師の診断を受けましょう。